通所介護で仕事を始めるには


デイサービス(通所介護)とは、午前10時から午後4時までの時間に利用者がデイサービスセンターに通い、様々な日常生活のサポートや機能向上訓練、リハビリテーションといったサービスを受けることを言う。
通所介護施設に通う利用者は、介護保険で要介護1から5、もしくは要支援1・2に認定された方となっており、介護度が低いことが特徴だ。
そのため、通所介護の大きな目的は利用者の孤独感を解消したり、仲間と交流することでストレスを発散することとしている。
ここで働く介護スタッフは、有資格者から無資格の方まで様々で、正社員からパートの主婦まで幅広い層の人が活躍している。
一般的に通所介護施設は他の施設もよりも働きやすいとされている。

例えば、特別養護老人ホームの場合、重度の介護が必要な高齢者が多く、その仕事の中心は入浴介助であったり排せつ介助などの身体介助がメインになってくる。
しかし通所介護施設の場合は介護度の低い利用者が多いため、レクリエーションであったりリハビリを中心に皆で楽しい時間を送ることがメインになっている。
そのため、資格がない場合や未経験の場合でも求人を募集している施設もある。

介護スタッフの一日の仕事は利用者を家まで送迎車両で迎えに行き、施設に着くと、入浴介助や排せつ介助のサポートを行う。
そして、リハビリやレクリエーションを行いながら、利用者同士がしっかり楽しんでいるかなど観察し、困っている人がいれば積極的に声をかけ、しっかりとコミュニケーションをとっていくことである。